辛さと甘さのバランスが絶妙!「タットリタン(鶏肉の甘辛煮)」

「닭토리탕(タットリタン)」別名「닭볶음탕(タッポックㇺタン)」とも呼ばれる、骨付きの鶏肉を甘辛く煮こんだ韓国の家庭料理のひとつです。
「닭(タッ)」は韓国語で「鶏」を意味し、そのあとの「토리(トリ)」は日本語の「鶏=とり」から来ているそうです。
「탕」は「具の多い汁物」という意味なので、直訳すると「鶏鶏鍋」。
日本語の「チゲ鍋」を韓国語に直すと「チゲチゲ」になっちゃうのと同じ感じですね。どの国にもこんな間違いは有るのかもしれません。
タットリタンに使用するお肉は骨付きの手羽元でも、骨なしのモモ肉でもかまいません。
骨付きの場合は水に浸して、骨と肉との間に残る血を抜く手間がかかりますが、その分骨からのエキスで料理がより美味しく仕上がります。
調理に取れる時間などを考えて、好きな方のお肉を選んでください。
では早速、「タットリタン」の作り方を見ていきましょう♪
辛さと甘さのバランスが絶妙!「タットリタン(鶏肉の甘辛煮)」
- 鶏肉(骨付き)‥‥約500g(骨なしなら300gくらい)
- じゃが芋‥‥1個
- 玉ねぎ‥‥1/2個
- 人参‥‥少し
- 長ねぎ‥‥1/2本
- 青唐辛子‥‥1本
- 唐辛子粉‥‥大さじ2
- コチュジャン‥‥大さじ1.5
- しょう油‥‥大さじ1.5
- ニンニクみじん切り‥‥大さじ1
- オイスターソース‥‥大さじ1
- 砂糖‥‥大さじ1
- 酒‥‥大さじ1
- コショウ‥‥少々
- ごま油‥‥少々(仕上げに)
1.
骨付きの肉の場合は水に1時間以上漬けて、骨と身の間の血を抜く。
(骨なしの場合はこの作業は省きます)

2.
鍋に鶏肉とたっぷりの水を加え、鶏肉を2~3分茹でる。(中まで完全に火を通す必要はありません)
茹でた鶏肉は流水で綺麗に洗って水気を切っておく。

3.
玉ねぎは1/4に、じゃが芋は大きめに切って面取りし、人参は食べやすい大きさに乱切り、ネギは5㎝の長さに切った後縦半分に、唐辛子は輪切りにしておく。

4.
ごま油以外のヤンニョムの材料をすべて混ぜておく。

5.
水気を切った鶏肉とヤンニョムをよく混ぜ、冷蔵庫で30分味をなじませる。
(時間がない時はそのまま調理可)

6.
鍋に5の鶏肉を入れ、肉が隠れるくらいの水を加え強火で煮る。

7.
強火で5分煮込んだら中火にしてアクを取り、人参とじゃが芋を加えさらに煮る。

8.
水分がある程度減ってきたら、玉ねぎ・長ネギ・唐辛子を加えてさらに煮る。

9.
写真くらいまで水分がなくなったら、ごま油少々を加え完成!

濃厚なソースなので、ソースをご飯にかけて食べても美味しいです。
一緒に煮こむ野菜はじゃが芋・玉ねぎ・長ネギが基本。人参は好みで入れても入れなくても。更にサツマイモやキノコ・もち・チャプチェ麵などを加える家庭もあります。
さて、今回も同じ材料で同時進行で作れる「子供用・辛くないタットリタン」のレシピも併せて公開しています。
お子さんのいる方や辛いものが苦手な方は、醤油ベースの辛くないタットリタンのレシピをどうぞ♪
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さて、韓国料理でお腹がいっぱいになったら、韓国気分が消え去る前に韓国ドラマを見てどっぷり韓国に浸かっちゃいましょう♪
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