チャプチェ ~簡単バージョン~

ハングルでは「잡채」と書き、「잡」は雑、「채」は菜を意味します。色々な野菜を混ぜ合わせて作った料理という事ですね。
チャプチェは昔から祝い事などで欠かせない韓国伝統料理のひとつですが、実は昔はメインともいえるチャプチェ麺が入っていなかったそうです。
現在の麺の入ったレシピが登場したのは1919年、一般的にチャプチェに麵を使う事が定着したのは1930年頃と、割と麺入りのレシピは新しいんですね。
ところで。基本とされるチャプチェの作り方って、めっっっっちゃ面倒くさいの知ってますか?
各材料を下味付けて炒めたり、茹でたり、和えたり、ひとつひとつの材料を各々調理した後に、最後に混ぜ合わせるので、まーーー工程がいっぱい。調理器具もいっぱい。洗い物もいっぱい。
何とかもっと簡単にできないものかとネットで調べて試してはみたものの…麺がべチャッとしたり、肉に味がついてなかったり、やっぱりイマイチ味が落ちるんです。。
そこで!水の量や下味などなど試行錯誤して、チャプチェ麵を前もって水に漬けておくこのレシピにたどり着きました‼️
この簡単バージョンなら、フライパン1つだけで完了‼️
さらに、普通なら麺は茹でてから味付けしますが、味のついた水で茹でながら味付けができる分しょう油の量を抑えられ、炒めるときに使う油の量も減るという良いことづくめ✨
伝統的な基本の作り方にこだわる韓国人のお義母さんに出してみたけど、手抜きレシピだとバレなかったので自信ありです(笑)
チャプチェ ~簡単バージョン~
- チャプチェ麺 200g
- 人参 1/4本
- 玉ねぎ(小) 1/2個
- ほうれん草 1/2束
- パプリカ 1/2個
- 豚肉 100g
- 干しシイタケ 2個
- きくらげ 3~4個
- 水 150㎖
- ごま油(仕上げ用少し)
- ごま(仕上げ用少し)
- 醤油 大さじ4
- 砂糖 大さじ2
- オイスターソース 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- 上記チャプチェの味付け 大さじ1
- ニンニクみじん切り 小さじ1
- こしょう 少々
1. チャプチェ麵はあらかじめ1時間以上水に浸しておく。(麺が長い時は、水で柔らかくなった状態でハサミで半分の長さに切っておく)
干しシイタケときくらげもそれぞれぬるま湯でもどしておく。

2. 食べやすい細さに材料を切る。
ヤンニョムの材料を全て混ぜておく。
そこから大さじ1を取って肉とキノコの下味を作り、それぞれ揉みこんで下味をつける。

3. 大き目のフライパンに油を引き、肉とキノコを中火で炒める。
火が通ったら一旦取り出しておく。

4. フライパンは洗わずにそのまま水150㎖とヤンニョムと麺を加え3分煮る。

5. 人参と玉ねぎを加え1分炒める。
(この時点ではまだ水分が残っています)

6. パプリカとほうれん草を加え更に1分炒める。(ほぼ水分がない状態です)

7. 炒めておいた肉とキノコを戻し、軽く炒めながら味が薄かったら醤油で調整する。
仕上げにごま油を加えて混ぜ、お皿に盛ったらごまをひと振りして完成♪

チャプチェ麺は最初から半分にカットされたものも売られています。その場合は工程1でカットせず、そのまま使えばOKです。
麺が乾燥している状態でハサミで切るには力も必要ですし、切った時飛び散って大変ですが、1時間以上水に浸した後なら、柔らかくなって簡単に切ることができますよ。
一度で食べるには多い量になってます。冷蔵庫に保管する場合は3日以内に食べきるようにし、食べる分だけ電子レンジで温めます。少し手間ですが、その都度フライパンで軽く炒めなおすとより美味しくいただけます。
冷凍する場合は保存容器に小分けに入れて保存。1か月を目安に食べきるようにして下さい。こちらも電子レンジで温めそのまま食べても良し、最後に少し炒めなおすと風味がよみがえります。
さて、韓国料理でお腹がいっぱいになったら、韓国気分が消え去る前に韓国ドラマを見てどっぷり韓国に浸かっちゃいましょう♪
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