マンドゥジョンゴル(餃子鍋)

4月に入ったとはいえ肌寒さが残るこの季節、まだまだ暖かい鍋ものが食べたくなりますよね。
今回は、おもてなしにもピッタリの「만두전골(マンドゥジョンゴル/餃子鍋)」をご紹介します♪
만두(マンドゥ)は餃子、전골(ジョンゴㇽ)は鍋料理を指します。
韓国語で鍋といえばまず「찌개(チゲ)」が頭に浮かぶと思いますが、「전골(ジョンゴル)」もチゲと同じ鍋料理の事を指します。
違いは、チゲは家庭料理で、ジョンゴルはおもてなし料理という点。
チゲはかき混ぜながら作って具があっちこっち行ってもOK、一方、おもてなし料理であるジョンゴルは綺麗に盛り付けコンロなどを使って食卓のお客さんの前で完成させるという違いがあります。
↓↓韓国の色々な鍋について、詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓
韓国の家庭の冷凍庫でストック率の高い冷凍食品1位はおそらく餃子だと思います。
定番の肉餃子の他に、丸ごとエビが入った餃子やじゃが芋で作った皮のモチモチ餃子、焼き用・蒸し用・水餃子用など、スーパーの冷凍食品コーナーにはバリエーション豊かな餃子が並び、いかに韓国人が餃子を食べているかが分かります。
これは韓国で最も売れている『ビビゴ餃子』。ボリュームたっぷりガッツリ餃子を味わえる「王餃子」、お子さんでも食べやすい一口サイズの「水餃子」どちらもお鍋に合いますよ。
![]() | 価格:2,680円 |

韓国の餃子には細かく刻んだチャプチェ麺が入っていて、日本の餃子とはまた違った食感・味わいです。
韓国にお嫁に来た当初は、食べ物は何でも日本の方が美味しいに決まってる!と頑なに信じていたんですが、韓国餃子を初めて食べた時に自分の間違いに気づきました笑
韓国餃子は冷凍でもホントに美味しい♡個人的には焼き餃子よりも蒸し餃子がおすすめです。
韓国では、餃子を蒸したり焼いたりしてそのまま食べるのはもちろん、ラーメンやトッポギ・お餅のスープ(トックㇰ)に加えたり、今回ご紹介する餃子鍋のように食べたりもします。
この餃子鍋のポイントは、最初に餃子を何個か犠牲にしてスープの出汁に使う事!
普通に食べても美味しい餃子を細かく切ってスープのベースにするんですから、美味しくない訳がありません!
では早速レシピを見ていきましょう♪
※トップの画像は別の日にシイタケを入れて作ったものです。鍋に入れる野菜やキノコはお好みでアレンジしてください。
マンドゥジョンゴル(餃子鍋)
- 冷凍餃子 400~500g
- 玉ねぎ 1個
- 長ねぎ 1本
- 白菜 100g
- えのき 1袋
- チンゲン菜 2株
- 水 1ℓくらい
- ごま油 少々
- ダシダ 小さじ1
- しょう油 大さじ2
- ニンニクみじん切り 小さじ2
- こしょう 少々
1. 玉ねぎは1㎝幅に・長ねぎはナナメ切り・白菜とチンゲン菜は食べやすい大きさに切り、えのきは石づきを取りほぐしておく。

2. 全体の餃子の約20%くらいはスープに使うので、細かく切っておく。

3. お鍋の一番下に、2の刻んだ餃子を置く。

4. 3の上に白菜とチンゲン菜の堅い部分を、その上に餃子とキノコを見栄え良く盛り付ける。
水とヤンニョムの材料をすべて加えたら、蓋をして火にかける(約6~8分)

5. 餃子に火が通ったらチンゲン菜の葉の部分と長ねぎを加え更にもうひと煮立ち。
味が薄い場合は塩で調節して、ごま油を少しかけて完成!

6.〆はラーメンが良く合います♪

細かく刻んだ餃子がいい味出してくれて、簡単なのに家族全員お腹いっぱいになれる、ありがたいメニューです。
日本のお鍋に飽きたら、ぜひ一度試してみて下さい♪
↓↓餃子を使ったこちらの「餃子入り餅スープ」もお試し下さい↓↓
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